ボディペイントアートについて

昨今のボディペイント(フェイスペイント)は、フェイクタトゥー(本物の入れ墨に似せた表現)、動物コスプレ等で使用される多色ペイント、フェイク傷痕等の表現が主流となっています。
齋の目指しているボディペイントは単色、または単色を引き立てる補助色のみで表現するボディペイントアートです。

齋は「被写体さんが好きな色」に「被写体さんの肌の色味に合った色」を混色し被写体さんのお顔でコンプレックスになっている点等をヒアリングしてから施術します。
また、多人数の施術に関しては模様が複雑になると時間がかかりますので、お一人に何分頂けるかをお伺いし、大きな柄はお揃いで周りの模様は被写体さんのお顔立ちに合わせるというパターンもあります。

 

ペイントに使う絵の具は現在の時点で公的には化粧品として認められておらず雑貨扱いになっており明確な基準がありません。
齋は万が一の肌トラブルを極力排除できるよう成分を研究しています。
現在使用している絵の具は化粧下地が無くても描ける、服への色移りは殆ど無い、ほぼ水だけで模様は落ちる(色は少し残るので洗顔をお願いしています)というメリットがありますが、代わりに水や汗に弱いデメリットもあります。
次の目標はダンサーの発表会等でも使用できる汗に強い絵の具で、納得のいく成分を研究することです。

 

お肌へのペイント注意:「私も描いてみたい」という方がお見えになるかもしれませんが、紙向けの普通の絵の具にはお肌に有害な成分が入っていることが多々あります。
普通の絵の具での人体へのペイントは控えることをお勧めします。

2018/03/01 齋(Sai)